サンプル一覧
CommSim には、主要機能をすぐ試せるサンプルプロジェクトが付属します。プロジェクトを開くと、構造体定義・オートメーション・バイナリ構造応答があらかじめ設定された状態で読み込まれ、付属のサンプルアプリを相手役にして動作を確認できます。
samples/ に同梱されます。設備ライン制御機(LCP)は CommSim.LineControlClient に同梱される独立サンプルです。
サンプルを開く
CommSim 本体のメニューバー 「ファイル」→「ファイルから開く…」(または Ctrl+O)で、各アプリの実行フォルダ内 samples/ の題材別サブフォルダ内にある .commsim ファイルを選んでください。一度開けば「ファイル」→「最近使ったプロジェクト」にも残ります。
サンプル一覧
下のタブでサンプルを切り替えて、スクリーンショットと解説を確認できます(画像はクリックで拡大)。詳しい構成や設定は「詳細を見る」から各サンプルのページで解説しています。
SMTP スタブ
メール送信クライアントのテスト相手として、SMTP サーバの応答(220 グリーティング → EHLO/MAIL/RCPT/DATA への 250・354・221)を再現します。
バイナリではなくテキスト行プロトコルを、構造体定義もスクリプトも使わずオートメーション(接続時グリーティング+パケット一致応答)だけで組み立てる最小の例です。
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多段応答(起動シーケンス装置)
「電源投入で起動シーケンスを流す装置」を模擬します。クライアントが START を 1 通送ると、ACK → BOOT 25% → 50% → 75% → 100% → READY を一定間隔で順に返します。
1 つの受信トリガーに対して複数メッセージを時間差で送る「1 要求 → N 応答」を、オートメーションの多段ステップで表現する例です。
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自作センサプロトコル
STX+Type+Length+Payload+CRC-16/CCITT という独自バイナリフレームでやり取りするセンサ機器を再現します。
可変長 Payload のフレーミングと、{crc:Crc16Ccitt} による応答時の CRC 自動計算・付与を構造体定義(メッセージ構造)で組む例です。
Modbus/TCP スレーブ
産業系で広く使われる Modbus/TCP のスレーブ(サーバ)を再現します。FC03(保持レジスタ読出)/FC04(入力レジスタ読出)/FC06(単一レジスタ書込)の各ファンクションに、MBAP ヘッダ込みで正しく応答します。
テンプレート版(502)とスクリプト版(503・要求に応じた動的長応答)を比較できます。Modbus マスタアプリの開発・試験に。
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設備ライン監視
独自バイナリ LineFrame(STX+Cmd+Len+可変 Payload+8bit 総和)の監視機器。構造体定義でのフレーミング/パース表示と {crc:Sum8} 自動付与を確認できます。
さらに複数日・複数コネクションの採取ログを同梱しているので、アプリを起動しなくてもログビュワー(機器フィルタ・複数日マージ・タイムライン)の機能をその場で試せます。
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設備ライン制御機 ― 4 機器を同時に
設備ラインの制御機(親)と配下 3 機器を、1 プロジェクト・4 セッションで同時に立ち上げるサンプルです。受信した要求は構造体としてフィールドに分解・パースされ、状態に応じた応答を自動で返します。
複数セッション連携・CRC16(Modbus)・接続時あいさつ/定期送信(オートメーション)を一度に試せます。複数機器を相手にする制御アプリを、実機なしで開発・デバッグできます。
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UDP マルチキャスト
SSDP 型のディスカバリ機器を再現します。マルチキャストグループ宛の DISCOVER を受け取り、機器情報を送信元へユニキャストで返します。
グループ参加・TTL・応答先の扱いなど、UDP マルチキャスト特有の動作を実機なしで確かめられます。CommSim.Sample で「動かすサンプル=UDP マルチキャスト」を選ぶと、相手役がそのまま試せます。
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UDP ブロードキャスト
ブロードキャスト宛の WHO 探索に機器情報を返すディスカバリ応答。LAN 内をブロードキャストで探索するクライアントの相手役を実機なしで立てられます。
マルチキャスト版と対になる UDP 探索の例です。CommSim.Sample で「動かすサンプル=UDP ブロードキャスト」を選ぶと、相手役がそのまま試せます。
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計測器コマンド応答(シリアル)
シリアル(RS-232C / USB-シリアル)で通信する計測器・機器の相手役を実機なしで立てられます。SCPI 風の *IDN? / MEAS? / RST にオートメーションで応答します。
TCP/UDP と違い localhost が無いため、仮想 COM ペア(com0com 等)で CommSim を接続先にするのがポイント。障害注入・録画リプレイ・構造体応答もシリアルで同じように使えます。
詳細を見る.commsimlog)も同梱しています。アプリを起動しなくても、メニュー「ツール」→「ログビュワーを開く…」から開けば、受信/送信・種別色・内容列・タイムラインで「このプロトコルのセッションはこう見える」を確認できます。設備ライン監視は複数日・複数コネクション・UDP 混在のログビュワー機能ショーケースです。
CommSim.Sample の「動かすサンプル」選択
CommSim.Sample の上部で「動かすサンプル」をアプリ全体で 1 つ選びます(左右ペイン個別ではありません)。選ぶと、両ペインの通信設定(プロトコル・ポート、UDP なら通信種別・グループ)と、デモ送信・自動応答の内容が一括設定され、右側に対応する CommSim 本体サンプル(.commsim)のファイル・プロトコル・ポート・内容が表示されます。右側の「CommSim で開く」ボタンを押すと、選択中サンプルの .commsim が CommSim 本体で開き、ポートが一致した状態ですぐ確認できます(起動中はサンプル切替で通信設定は変更されません)。
- デモ送信(① クライアント役): 選択中サンプルの要求列を遅延付きで順に送ります。CommSim の動作確認に使えます。
- 自動応答(② 実機役): 受信に対しサンプル固定の応答を返します。CommSim セッションの転送先(上流=実機役)や、本体なしの簡易スタブとして使えます。
UDP の通信種別(マルチキャスト/ブロードキャスト)
各エンドポイントでプロトコルに UDPを選ぶと、CommSim 本体と同じ通信種別(ユニキャスト/マルチキャスト/ブロードキャスト)を指定できます。マルチキャストやブロードキャストで待ち受ける CommSim を相手に、サンプルから実際にグループ宛・ブロードキャスト宛のパケットを送受信して確認できます。
- マルチキャスト: 参加/送信するグループアドレス(224.0.0.0〜239.255.255.255)・TTL・応答先(送信元へ返す/グループへ返す)を指定します。CommSim 本体側と同じグループにします。
- ブロードキャスト: 送信先の宛先アドレス(255.255.255.255、またはサブネット限定)を指定します。