チュートリアル一覧
CommSim の中核機能を、題材付きで手順を追って体験できるハンズオン・チュートリアルです。各チュートリアルには専用の同梱サンプルが付属し、実機なしで「開く → 動かす → 自分のケースに当てはめる」までを通しでたどれます。
サンプルとの違い:サンプル一覧 は「各プロトコルの相手役をすぐ動かす」ための題材集です。こちらのチュートリアルは、多段の操作フローや非自明な概念(中継・障害注入・構造定義)を、手順を追って学ぶことに主眼を置いています。
チュートリアル
| チュートリアル | 学べること | 題材 |
|---|---|---|
| オートメーションを使いこなす(4トリガー) | 1 台の機器スタブに接続あいさつ・周期ハートビート・コマンド多段応答・優先度の先勝ち・手動アラームを同居させ、トリガーの選び方を体得する | automation-deep(TCP 9610・ゲート制御 GateCtrl・テキスト行) |
| メッセージ構造定義を白紙から作る | 自作プロトコルの構造定義を白紙の構造エディタから組み立て、プレビューでフィールド分解を検算し、応答テンプレートの自動 CRC まで動かす | structure-builder(TCP 7300・自作プロトコル MiniCtrl) |
| ルールの優先度・重複・層間競合 | 1 つの構造に複数のバイナリ構造応答ルールを優先度付きで重ね、重複時の先勝ち・キャッチオールの落とし穴・パケット一致オートメーションによる層間抑止を観察し、応答の出し分けを設計する | rule-priority(TCP 9620・センサーハブ SensorHub・バイナリ) |
| スクリプトで動的応答を作る | 固定値やテンプレートでは表現できない「状態保持・計算・分岐」を、インライン C# スクリプトによる動的応答で実現する。スクリプト実行の有効化(トラスト)・State でのカウンタ・受信内容での分岐を試す | script-response(TCP 7400・CounterDev・テキスト行) |
| プロキシ(中継)を実機なしで試す | テスト対象アプリと実機の間に CommSim を挟んで往復を記録し、狙った 1 コマンドだけ偽装(フック)し、記録をシナリオ化して持ち帰る | proxy-relay(TCP 7200/7201・LineFrame・実機役②同梱) |
| リプレイ/障害注入を試す | 実機通信を録画した「正常→異常→無応答」シナリオを実機なしで決定論再生し、遅延・ロス・切断を上乗せして異常系を検証する | device-replay(TCP 7100・LineFrame・シナリオ同梱) |
| シリアル通信を試す | 仮想 COM ペア(com0com)を導入し、CommSim を計測器(RS-232C / USB-シリアル機器)役として動かして ASCII コマンド応答を観察する | serial-instrument(Serial COM10⇄COM11・ASCII コマンド) |
| シリアルのプロキシ(中継)を試す | 仮想 COM ペアを 2組(下流・上流)用意し、CommSim をシリアル計測器のプロキシとして動かして、実機役②との往復を記録する | serial-proxy(Serial 下流COM10⇄COM11/上流COM20⇄COM21・実機役②同梱) |
| 多機器タイミング試験でタイミング競合を捕まえる | 機器 2 台の応答順序で壊れる不具合に対し、片方の応答遅延を掃引して失敗条件を数字で特定し、同じ条件を何度でも再現してレポート化する | timing-race(TCP 9710 / 9711・入退室ゲート・機器 2 台+アプリ 2 接続) |
各チュートリアルの相手役は CommSim.Sample(動作確認用アプリ)が演じます。CommSim.Sample 上部の「動かすサンプル」セレクタの「チュートリアル(手順ガイド付き)」グループから選ぶと、対応する設定が一括でそろいます。