セッションの追加(テンプレート選択)
概要
新しいセッションを追加するときに開くダイアログです。用途別のテンプレートを選ぶと、接続設定とオートメーションが初期設定された状態でセッションを作成できます。「まず動かしてみる」までの操作を減らすためのもので、空白(従来どおり全部自分で設定)も選べます。
開き方
- 左サイドバーの 「+ セッション追加」 をクリックする
- または、メニューバーの 「セッション」→「セッション追加」
このダイアログはセッションを新規作成するときだけ表示されます。既存プロジェクトの読み込みや、起動時の前回プロジェクト自動オープンでは表示されません。
テンプレート一覧
テンプレートはカテゴリ(カスタム → スタブ → プロキシ)ごとに並びます。用途に近いものを選んでください。
| カテゴリ | テンプレート | 用途 |
|---|---|---|
| カスタム | 空白 | デフォルト設定のみ。すべて自分で設定したいとき(従来の動作) |
| スタブ | TCP サーバー(固定応答) | 決まった要求に決まった返答をする(例: PING→PONG)。一番基本のスタブ |
| スタブ | TCP サーバー(エコー応答) | 受け取ったデータをそのまま返す。配線・経路の疎通確認用 |
| スタブ | TCP クライアント(定期送信) | CommSim から接続して一定間隔でデータを送り続ける(定期送信する機器の代役) |
| スタブ | TCP サーバー(多段応答) | 1 つの要求に複数回に分けて返す(ACK→進捗→完了 のような起動シーケンス) |
| スタブ | UDP サーバー(エコー応答) | UDP で受け取ったデータを送信元へそのまま返す。疎通確認用 |
| プロキシ | プロキシ(中継・キャプチャ) | 実機との通信を間に入って記録・観察する。特定応答の差し替え(注入)や不具合再現の出発点にもなる |
操作と注意
- テンプレートを選んで 「追加」(または項目をダブルクリック)でセッションを作成します。選んだテンプレートに応じて接続設定とオートメーションが初期設定された新しいタブが追加され、選択されます。
- ダイアログ先頭の 「セッション名」 に、作成するセッションの名前を入力できます。初期値は「セッション N」で、そのままでもかまいません(空のまま追加した場合もこの既定名になります)。あとから変更するときはセッション名の変更を参照してください。
- ダイアログ下部の 「データ形式」 で、作成するセッションの初期データ形式を選べます(既定は「プロジェクト既定に従う」。個別に UTF-8 / ASCII / RawHex も指定可能。作成後にセッション側で変更もできます)。
- 「キャンセル」では何も作成せずに閉じます。
- テンプレートのポート番号は固定値です(自動でずらしません)。同じポートのセッションが既にある場合は、起動時にポート使用中のエラーになります。必要に応じて作成後にポートを変更してください。