Windows 向け通信スタブツール

実機がなくても、
想定どおりの通信相手を。

IoT機器・産業用PC・組み込み機器と通信するアプリの開発・デバッグ・試験で、 実機の代わりになる通信相手を手元の Windows PC に用意します。 正常系に加えて、応答なし・遅延などの異常系も再現できます。

Windows 10 / 11 ・ x64 ・ インストーラー形式

2 つの使い方

「転送先(上流=実機)」を設定するかどうかだけで、役割が切り替わります。

01スタブ(応答役)

テスト対象アプリの通信相手として、設定した応答を返します。実機が手元になくても、開発とデバッグを進められます。

テスト対象アプリ
CommSim応答を返す
  • サーバ(待ち受け)/クライアント(接続)どちらの役でも動作
  • 決まった要求に決まった応答(PINGPONG など)
  • 無応答・遅延・異常値で異常系を意図的に再現
  • 接続あいさつや周期送信で、自分から送信してくる機器も再現
  • 1 要求 → ACK→進捗→完了 の多段応答

こんなとき 実機がまだ届かない/異常時にアプリが粘れるか試したい

02中継(プロキシ)

アプリと実機のあいだに割り込み、流れる通信を記録しながら中継します。実機をつないだときだけ起きる不具合の調査に。

テスト対象
CommSim記録・差し替え
実機
  • 往復するパケットをHEX で記録(CSV / JSONL 出力)
  • 狙った応答だけ差し替えるフォールト注入
  • 残りはそのまま実機へ素通し
  • 記録した通信を、後からスタブとして再現

こんなとき 実機接続時だけ出る不具合の中身を、生のパケットで見たい

中継・キャプチャを詳しく見る

主な機能

通信の「相手役」に必要なものを、一通り揃えました。

TCP / UDP / シリアル通信

サーバ(待ち受け)・クライアント(接続)の両方に対応。RS-232C / USB-シリアル機器の相手役にもなれます。テキスト/HEX の手動送信と、送受信・接続・エラーを色分けする通信ログを備えます。

オートメーション

受信・接続時・周期・手動をきっかけに、送信ステップ列を自動実行。応答・接続あいさつ・定期送信・多段シーケンスをひとつの仕組みで。

バイナリ構造応答

独自バイナリをフィールドに分解して表示。条件に応じてチェックサムを再計算した応答を返すなど、構造を理解した応答を作れます。

中継とキャプチャ

アプリと実機の間に入り、通信を記録しながら中継。狙った受信だけ応答を差し替え(フォールト/値の注入)、残りは実機へ転送します。

多機器タイミング試験

複数の機器役を 1 本のタイムラインで協調して動かし、遅延・ロス・発火時刻を振りながら合否を自動判定。手では再現できないタイミング依存の不具合を機械的に探します。

複数セッション

1ポート=1セッションを複数同時に。ポップアウトで別ウィンドウ監視も可能。まとめて 1 つのプロジェクトファイルに保存・復元できます。

ログ出力・サンプル

通信ログを CSV / JSONL で出力。動作確認用のサンプルアプリ・サンプルプロジェクトを同梱し、すぐに試せます。

各機能をくわしく見る

活用例

同梱のサンプルプロジェクトを、相手役のサンプルアプリと組み合わせて動かした例です。CommSim を使うと、たとえばこんなことができます。

CommSim:4 セッション同時稼働と構造体パース付きの往復ログ
CommSim(応答役)― 4 機器ぶんのセッションが同時に応答
テスト対象の制御アプリ:監視パネルと往復ログ
テスト対象アプリ役(同梱の実演用アプリ)― 実機なしで監視・制御を確認
TCP 7000–7003独自バイナリ LCP

設備ライン制御機 ― 4 機器を同時に

制御機と配下 3 機器を 1 プロジェクト・4 セッションで同時に再現。受信した要求は構造体としてフィールドに分解・パースされ、状態に応じた応答を自動で返します。複数機器を相手にする制御アプリを、実機なしで開発・デバッグできます。

このサンプルを詳しく見る

SMTP・Modbus/TCP・自作センサ・多段応答・UDP マルチキャスト/ブロードキャストなど、ほかにも同梱サンプルがあります。
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